獅子是好日

ファン歴約30余年。埼玉西武ライオンズに関することなどを書きます。

シンプルにいこう 7/19 E9-5L

今季初登板の榎田だが初回ロメロのソロで先制を許す。しかし打線が楽天岸を攻め逆転。2回3回で5点を挙げて差を広げる。榎田は浅村タイムリーで1点返された後、6回裏浅村のソロで2点差とされ平井にスイッチ。続く7回にその平井が無死満塁とするとマウンドには昨日温存された平良。しかし一死から迎えた浅村の2点タイムリーで同点とされ、内田のグランドスラムで一気に突き放された。西武はカード負け越し。

打線が4回以降きっちり抑えられたのがよくなかった。平井の替え時もあそこじゃだめだ。そもそもギャレットがベンチに入っていないのも一体何のための中継ぎなのか。平良本人はここまでよく抑えてきたからまあこんなこともあると切り替えたらいい。ただ、昨日の温存は結果としてあまり意味がなかったわけでそこをベンチはしっかり反省したほうがいいと思う。

前にも書いたが120試合の今季、中継ぎ陣の出番は例年より少ない。西武は絶対王者じゃないんだから惜しみ無く戦力を使い、日々ベストを尽くすべきではないか。昨日は平良を休ませ、ギャレットに回跨ぎ。きょうは平井に回跨ぎ、昨日休んだ平良が炎上。明日休めるんだから皆分かりやすくイニングを締めるか投げないかでやりくりできたんじゃないのか。まだまだ先を考える余裕なんかない。順位が出るまではシンプルに試合を進めてもらいたい。

それでいいのか? 7/18 E3-4L

先発松本の立ち上がりを攻めこまれ、初回から2発被弾でいきなりの3点ビハインド。打線は西武戦に強い楽天塩見を攻めあぐねるも、6回に山川の3ランで試合を振り出しに戻し、さらに中村のソロで一気に勝ち越し。その裏から平井、7回宮川~途中から8回ギャレット、9回増田の継投で逃げ切り連勝。松本は今季初勝利となった。

勝ちはしたが継投がきょうも疑問だった。平良を温存したのはいいが宮川やギャレットに負担がかかりすぎやしないか。私なら平良温存ありきなら松本続投かな。試練を与えるなら宮川より松本が先でしょ。5回でまだ91球。逆転してもらってピシャリとその裏リードを守ってつなぐと周りも後ろも絶対勝つぞとなるし。そこで追いつかれてもまだなんとかなる。7回宮川が追いつかれたり逆転されたりしていたら残りの攻撃は2回、向こうも勝ちパターンの継投となりかなりしんどくなる。結局宮川はランナーを出しギャレットが7回を締め、回跨ぎを余儀なくされた。そもそも平良を休ませる必要も私は感じない。日曜に出番があるかどうかすら分からないんだし、どのみち月曜休みなんだから。

さて明日は榎田が今季初登板となる。相手は岸ということで打線,特に外崎、森が奮起してほしいのだが、1番鈴木がのびのびプレーで口火を切るようなことがあればと期待している。

負けない投手で無事勝利 7/17 E2-10L

西武は2回表、栗山と木村のタイムリーなどで3点を先制する。その後は、3回に山川のソロと中村タイムリーツーベースで2点を奪う。西武先発のニールは6回2失点の安全運転で勝ちパターンの中継ぎへリレー。平良、ギャレットとつなぐと7回に1点、最終回には4点をダメ押しして突き放し10-2。最後は宮川が締め連敗を止めた。

17安打。木村が2割に返り咲いたが相変わらず好き勝手打ってる感じにイラっとした。鈴木はきょうも強い打球が打てておりタイムリー含む猛打賞。スタメン復帰のスパンジーも2安打としっかりアピールした。山川は一発を放ったが2~5番がまだまだなので早く目覚めてほしい。

きょうのニールを見ていると淡々とミッションをこなすごとくアウトを積み重ねていてさすがという感じだった。ここ数試合はピリッとしなかったがやはりエースはニールだな。今井や高橋は投球というものをもう少しシンプルに考えたほうがよいのかも。

中継ぎでは平良が被安打ゼロで9イニングスを超えた。ギャレットはランナーを出したがきょうも剛球がコーナーをつきまくった。まさに圧巻。二人に比べたら宮川はまだまだ荒い。ルーキーだから仕方ないけど先発回したほうがよいかも。

結果は妥当とはいえ 7/16 E7-4L

楽天は西武先発高橋の立ち上がりを攻めて着実に加点。さらに辰己に2ランも飛び出し、差を広げる。西武は直後に牧田を攻めたて5-4と1点差まで迫るも、8回に平井が鈴木大に2点タイムリーを打たれ万事休す。2連敗となった。

高橋光成はあまりキレのない高めの球が打ちごろになってしまい、好調楽天打線につかまった。一人一人は怖くないし特に内野なんかは西武でレギュラー取れるのは浅村くらいしかいないのだが、みんな甘い球を見逃さずしっかりバットを振ってくるなと。

きょうはスパンジェンバーグが先発を外れレフトは栗山だったが栗山の打撃に影響出ないのなら全然それでもええかなと。

ホームの利とチーム状態の差が大きいのとその辺りが出た連敗。先発投手はまあこんなもん。打線が好機をいかせなかった。そして痛かったのは8回平井の2失点。くらいついて追い上げムードに入っていたのに水を差してしまった。試合を決めたという点では先発高橋の5失点並いやそれ以上に重大な失点だったように思う。

反省だけならなんとやら 7/15 E11-0L

首位楽天との初戦、西武先発今井は4回に2アウトからツーベースと2四球で満塁となり、鈴木タイムリー、茂木3ランで5失点。7回にも3番手浜屋がつかまりダメ押しを許した。打線は先発涌井の快投に手も足も出ず。大敗となった。

今井は涌井とのマッチアップで燃えるものがあったんだろうけど、雨もあり一人相撲になってしまった。涌井は入団4年目には西武のエースだったわけで、目標にするのはけっこうだがまずは自分の投球ができるようになってほしい。本人が涌井との組み立てかたの違い、技術の差を知ることができたとすれば、きょうは怒るべきじゃないような気がする。失敗から何かを学んで今井のおかげで勝ったという試合をこれからたくさん作ってもらいたい。

涌井は敵ながらあっぱれな投球だった。こんな優秀な投手を放出同然のような形で失った西武だが、前を向いて少ない駒をやりくりして戦っていくしかない。

もはや風物詩的な

中村が死球でレギュラーを外れ、スパンジーでは三塁を守れず、呉や山野辺は打てないなると、永江に思いを馳せるのが西武ファンの作法みたいなもんで。今期はまだ2軍にも出ていないのかな。
永江は抜群に守備のうまい内野ながら近年は基本2軍スタート、上がってきたとて守備固めにすら使われなくなっている。辻さんはあんまり守備固めとかしないイメージ。それならトレードに出してあげたほうがいいに決まってるしあの守備なら代わりにいい投手ぎ拾えそうなんだがどうなんだろう。私はもちろん使ってあげてほしいんだけどね。守備固めとしてでも。辻さんが彼のことをどう見てるかは気になるが、少なくとも呉のほうがトータルの評価は高そうだ。なのになぜ呉は上で打てないんだ?となり、怒りに似た感情が呉に湧いてしまう(笑)。恨むなら永江なり、辻さんであるべきなのにね。
西武ファンの中には永江に期待する人が一定数いるようで、私の永江愛などその末席にもおけないわけだが、とりあえず早くプレーを見せて今年もアピールしてほしい。

1勝の遠さと重さと 7/12 M5-8L

西武は2回に栗山タイムリーで先制。その裏に逆転を許すも、3回に外崎2点逆転T2B、栗山3号3ランで突き放す。しかし西武先発與座は3回、5回に反撃を許し、あとアウト1つで勝利投手の権利を得るというところで降板。平井がこのピンチでロッテ主砲井上をピシャリ。傾きかけた流れを止めると6回スパンジーの3号2ランでダメを押してこのカードを勝ち越しで終えた。

與座は得点直後に失点するも初勝利をプレゼントしたい辻の温情で5回のマウンドに上がった。それをものにできなかったのは残念だったが交代は当然だし結果平井につないで正解だったといえる。與座はプロ初勝利はせめてQSくらいでお願いしたい。しかしここまで相手なりに走るタイプだと一度ローテ外れるかもしれない。

センター鈴木がきょうも一番でマルチ。栗山は2安打4打点。サードのスタメンは呉。打てないなら山野辺に経験を積ませてほしい。監督談話によると今日は絶対落とせないという思いがあったようでそれがしっかりチームに伝わった勝利だと思う。

さてさて火曜からは好調の楽天戦となる。今年は走りまくってるらしく西武みたいなチームになってるようだ。今はまだ負けてもけっこう、五分でじゅうぶん。ただ楽天のやりたいようにやらせることは何とかして止めてもらいたいものだ。