期待外れの新人
私の唯一のアンチ球団日ハムだが、今年は3位だった。大谷が渡米し、抑えの増井がオリックスに流出。単純な戦力では西武、ソフトバンク、そしてオリックスにも及ばなかったものの、適材適所の起用と抜群の戦術理解度で試合巧者ぶりを発揮した。特に上位打線とマルティネス、宮西が素晴らしかった。
日ハムV逸の戦犯は、清宮幸太郎で間違いないだろう。160打数32安打で打率2割ジャスト、7本塁打。高卒1年目としては十分だが、怪物と騒がれた新人してはあまりにも物足りない。成績でも話題でも今年の日ハムを勢いづける存在は清宮しかいなかったと思うし、チームも大事な時期に積極的に起用したが、一時はゲーム差なしまで狭った西武を捉えることはできず、逆にソフトバンクにつかまってしまった。
一プロ野球ファンとして清原を超える早熟の天才野手が出現しなかったことは残念である。その部分は来季ロッテ藤原に期待したい。昨日契約更改した清宮は来季以降さらに成長するだろうしいずれはチームの柱になりタイトルを取るかもしれない。しかしそれはよくあること。まあせいぜい頑張って。