獅子是好日

ファン歴約30余年。埼玉西武ライオンズに関することなどを書きます。

私の2018ベストゲーム

今季の西武のベストゲームとして選手や監督、ファンがいくつかの試合を挙げていた。
菊池が初めてソフトバンクに勝った試合、山川がヘッドスライングをした試合、日ハム相手に7点差を大逆転した試合、秋山がソフトバンクの最後の望みを打ち砕いた試合など。確かにどれも印象深く、今年の西武を象徴する名シーンの数々だったことに異存はない。


しかし私がベストゲームに推したい試合は7月25日のオリックス戦だ。
この試合は先発の十亀が5失点と試合を作れなかった。折しも中継ぎが崩壊状態から立ち直りかけていたタイミング、1点ビハインドで登板したルーキー齊藤大がロングリリーフ。その後、平井~野田~ワグナーと合計4人が5イニングを無失点リレー。迎えた9回裏に森の犠牲フライで追いつくと、10回表をヒースがピシャリ。その裏浅村のタイムリーでサヨナラ勝ち(6×-5)という展開だった。
この時は小川もマーティンもおらず(小川は入団発表されていたが)、ヒースも抑えには固定されておらずで、まだ勝ちパターンもへったくれもない状態だったのだが、先発が壊した試合を、ブルペンのみんなで締まったものにした。そして最後には打線が援護してあげるという。投打ともにみんなつないだ試合で、派手さはないがその後に勢いをつけた好ゲームだった。

基本、私は先発投手に勝敗がつくゲームが好み。ただそういう試合はあまり印象に残らんかったりもする。