惜しくも3タテならず 10/8 L4-4H
先発今井が2回松田のタイムリーで先制を許すもその裏栗山のタイムリーで追いつく。しかし直後の3回に栗原と松田のタイムリーで3点を奪われ突き放される。西武は継投でダメ押しを許さず耐えると、7回山川が24号3ランが飛び出し、試合は再度振り出しに。その後決定機を逃し延長10回引き分け。
西武は先発今井が試合を作れなかったが中継ぎが見事に立て直した。特に小川と國場、彼らがきちんと敗戦処理を務めたから敗戦にならなかった。打線は石川の好投の前に併殺の山。しかし山川が高めの変化球を一閃。まさにホームランの魅力だな。8回~10回はチャンスを作りつつもホームベースが遠かった。敬遠を交えて慎重に仕留めており、悔しいがもう相手投手を誉めるしかないかもしれない。
望みをつなぐ 10/7 L4-3H
先発浜屋が初回に柳田26号2ランを浴び、3回にはグラシアルのタイムリーでリードを広げられるも、4回以降は継投で無失点リレー。打線は3回栗山タイムリー、6回メヒアの11号ソロ、7回には再び栗山タイムリーで同点。8回にはソフトバンク6番手モイネロから山川がツーベースでチャンスを作ると木村がタイムリーツーベースを放ち勝ち越し。終盤に試合をひっくり返した西武が逆転勝利で連勝を果たした。
ロングリリーフの平井はじめ中継ぎ陣が追加点を許さずソフトバンク有利の流れを止めた。まさにこれこそブルペンデーなんじゃなかろうか。打線も要所要所でつながった。
3位楽天が引き分け、ゲーム差は1に。あきらめの悪い獅子たちがまとまりを見せはじめたようだ。
早くも来季展望みたいな話
来季は辻監督の続投と見て間違いなさそうだ。辻監督の出した結果を見れば妥当だろう。今季のこの状態は選手の状態によるところも大きいわけだし。選手起用の部分で首をかしげるようなことも多く、手放しで賞賛できないのだが、かといって他に適任者がいるとも思えない。
監督はいいとして問題は選手、特に打線をどうするかだ。連覇の立役者だった山川、森、中村、外崎の同時不振というのは実は来季解消される保証が全くない(今のままではね)。しかも彼らはもうオールジャパンクラスの一人前の野手なので適切なコーチングをするのは簡単ではなかろう。もちろん一人一人アプローチも異なってくる。誰がいいかとかはよく分からんのだが、実績ある打撃コーチを入れて復活への道筋をつけてもらいたい。
毎度の惨敗 10/4 M10-1L
金子が先頭打者弾となる3号ソロで先制するも、2回に福田に2日連続アーチを浴び同点。3回には安田と井上の連続タイムリーで勝ち越しを許す。6回には藤岡のタイムリーなどで2点を奪われ、試合の大勢は決した。打線はロッテ先発美馬の前に沈黙。完投勝ちを許した。
松本の甘い球を好調のロッテ打線が見逃さなかった。昨日中継ぎを使い込んだ西武は敗戦処理には困らなかったができれば使いたくなかったね。松本は好投手だが未だ信頼できるレベルにはあらず。四球が多く自滅のような内容だった。先発が試合を作れないんじゃあ打線が機能していないんだから試合になるはずがない。
打線だが打てないなら球数投げさせるとかできないものか。調子が悪いなら悪い時なりの戦い方をしないと。
微かな希望を胸に望んだオリックス戦とロッテ戦。結果も内容も絶望を感じさせる2勝4敗であった。
千葉のロッテ戦は流れが大事 10/3 M6-3L
先発ギャレットはじめブルペンデーの西武は2回に栗山11号ソロで幸先よく先制。木村6号2ランで追加点を挙げる。しかし4番手宮川が6回福田の3ランで同点とされてしまう。流れを渡すと続く7回には森脇が安田に3ランを打たれ勝ち越しを許した。ロッテは澤村、益田で逃げきり。
ブルペンの出来が勝敗を分けたが、やはり福田の打席がすべて。ここまで頑張っている宮川だがこの敗戦については間違いなく戦犯である。一球の怖さをしっかり味わったのではなかろうか。
しかしまあ土曜がブルペンデーというのもよう分からん。前日ナイターで当日デーゲームだから疲労も残ってるだろうしまだ翌日あるし。本田は二軍でいまいちらしいが誰か上げられないものか。
まさにメヒアさまさま 10/2 M0-1L
ニール、二木の好投で両チームとも点が入らない展開。延長10回澤村からメヒアが10号ソロを放ち試合を決めた。
二木というのはいつも打てそうで打てない感じだがきょうもそんな感じでうまく打たされていた。均衡を破ったメヒアだが澤村がボール1個内側に投げたストレートをいつものスイングでスタンドに運んだ。ずっと出てるけど久々に存在感を発揮したね。
投手陣はニールのあと平良、増田、森脇がランナーを出しながら締めた。ニールは久しぶりの好投、内野ゴロの山を築く本来のピッチングを見せた。源田お疲れ様という感じ。打線にはこの3人をもっと使えるよう頑張ってほしい。