大みそかの格闘技
新年明けましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願いします。
さて年末は野球関係の特番も見たが、先に格闘技、那須川とメイウェザーの感想でも。
結果はメイウェザー圧勝で終わったわけだけど、予想以上に実力差体格差もあったなと。メイウェザーはやはりこちらの想像を遥かに上回る実力者で、那須川はこちらの期待には遥かに及ばなかった。
メイウェザーを引っ張り出して成立させた興行主、はっきりと白黒つけたメイウェザー、最後まで勇敢に戦った那須川、みな評価されるべきではある。試合を見ることができてよかった。
のではあるが那須川がいかに世間に作られたスター、少なくとも現時点では井の中の蛙かということもはっきりした。日本の中の一つの格闘技団体の軽量級で王者といっても、メイウェザーからすればけん玉のチャンピオンと同じくらいにしか見えていなかったのではなかろうか。ただ、那須川が最初にボクシングを選んでいたらチャンピオンになったかもしれないが、メイウェザーと闘うことはなかっただろう。RIZINを選んだからメイウェザー戦は実現したのだ。
世界は広い。数々のチャンピオンに土をつけてきた無敗の絶対王者がどれだけ尊い存在か、那須川は昨日身をもって知ったはずだ。とにかくこれを機にどんどん強い相手と戦って自分の価値をさらに高めてほしい。今度は亀田あたりと戦ったらええよ。
変わったコメント
巨人が内海に対していつの日か戻ってきてくれることを期待・・・とコメントを出し、内海も成長して帰って来られるよう・・・とコメントを出していた。
まったく巨人も内海も、自分たちのことしか考えていないなと思う。巨人は放出したわけでね。そんなに惜しいならプロテクトしとけよと。内海も内海で西武には脇谷のことがあり、ただでさえ獲得にすっきりしない部分があるのだ。以前も書いたが、拾われ、使ってくれた球団に短期間で背を向ける行為は例え正当であっても西武ファンからすれば良く映るものではない。
金子も岩隈も取らなかった西武さん、こんな形で内海が手に入ったのはラッキーではある。だが所詮は人的補償。過度な期待はしないようにして精神の安定を図りたい(笑)
といいつつ調べてみたが、
かつて巨人から人的補償として移籍したベテラン左腕が二人いて、工藤と藤井。二人とも移籍初年度は7勝を挙げている。まあ内海もそれくらい勝てたら十分かな。
西武のドラフト3位って要するに
過去の西武のドラフト指名選手を見ると、ドラフト3位が当たり説の実態が今さらながらわかった。ドラフト3位で活躍した選手は野手が多く、それもその年の西武のドラフトで野手の最上位選手(1、2位が投手)である場合が多いということだ。つまり西武のスカウトに「野手ならこの人」という選手を見る目があるわけで、活躍しているのはたまたまではないんだな。今年のレギュラーは特にドラフト3位が多かったが、源田、外崎、金子侑、秋山、浅村と皆その年の1~2位は投手だった。野手最上位が3位の年でハズレは近年では捕手の駒月くらいとなる。
3位指名の野手以外の選手とその現状を挙げてみる。自由枠の時代を入れるとややこしくなるので今の形になった2008年以降で。
◆3位じゃないけど野手最上位の選手とその選手のあたりハズレ
西川(2017年2位)→まだ評価できない
愛斗(2015年4位)→ハズレ
森(2013年1位)→アタリ
美沢(2009年2位)→ハズレ
※ちなみに4人とも高卒
◆野手最上位ではないけどアタリといえる選手
山川(2013年2位)
おまけで岡田(2013年6位)
◆3位指名の投手
伊藤(2017年)→まだ微妙
野田(2015年)→3位として妥当
豊田拓(2013年)→ハズレ
岩尾(2009年)→ハズレ
~まとめ~
西武の野手最上位選手が3位の場合、高い確率でのちにレギュラー、さらにはタイトルまで取る。スカウト、ドラフト戦術が一貫している好例か。裏を返せば野手の中で2番目以降で指名された野手は近年ほとんど出てきておらず、育成については微妙。また指名順に限らず高校生野手は大阪桐蔭以外はほとんど出て来ていない。
~結論~
山野辺、いけるんちゃうか