西武のドラフト3位って要するに
過去の西武のドラフト指名選手を見ると、ドラフト3位が当たり説の実態が今さらながらわかった。ドラフト3位で活躍した選手は野手が多く、それもその年の西武のドラフトで野手の最上位選手(1、2位が投手)である場合が多いということだ。つまり西武のスカウトに「野手ならこの人」という選手を見る目があるわけで、活躍しているのはたまたまではないんだな。今年のレギュラーは特にドラフト3位が多かったが、源田、外崎、金子侑、秋山、浅村と皆その年の1~2位は投手だった。野手最上位が3位の年でハズレは近年では捕手の駒月くらいとなる。
3位指名の野手以外の選手とその現状を挙げてみる。自由枠の時代を入れるとややこしくなるので今の形になった2008年以降で。
◆3位じゃないけど野手最上位の選手とその選手のあたりハズレ
西川(2017年2位)→まだ評価できない
愛斗(2015年4位)→ハズレ
森(2013年1位)→アタリ
美沢(2009年2位)→ハズレ
※ちなみに4人とも高卒
◆野手最上位ではないけどアタリといえる選手
山川(2013年2位)
おまけで岡田(2013年6位)
◆3位指名の投手
伊藤(2017年)→まだ微妙
野田(2015年)→3位として妥当
豊田拓(2013年)→ハズレ
岩尾(2009年)→ハズレ
~まとめ~
西武の野手最上位選手が3位の場合、高い確率でのちにレギュラー、さらにはタイトルまで取る。スカウト、ドラフト戦術が一貫している好例か。裏を返せば野手の中で2番目以降で指名された野手は近年ほとんど出てきておらず、育成については微妙。また指名順に限らず高校生野手は大阪桐蔭以外はほとんど出て来ていない。
~結論~
山野辺、いけるんちゃうか