齊藤大プロ初勝利 7/30 M3-9L
外崎のラッキーなヒットで先制。相手が微妙な精神状態の中で続く栗山のタイムリーも効いた。先発榎田が足をつったらしく制球を乱したが、齊藤が好救援。6回以降はゼロというまたしてもミラクルリレーを完成させ5連勝を飾った。齊藤大はプロ初勝利。相手が大変打ちづらそうだ。
ドラ1ルーキーの1年目の白星って西武では大体達成している傾向にあり(最近で大卒の未勝利は大石くらいか)、まあ最低限のステップになるんだろう。ただ首位にいるタイミングで、このリリーフ事情の中で上がってきて結果を出したというのは大きい。ただ新戦力も補充したことだし、くれぐれも酷使は控えてほしい。
マーティン取ってはみたものの
マーティンという投手が日本に来るという情報は先週アメリカから発表されていた。小川取ったばかりだし西武の可能性は低いと思ったが西武だったのね。いいんだけど外国人多過ぎませんか。投手だけでウルフ、カスティーヨ、ワグナー、ヒース、野手にメヒアがいる。ヒースは外せないとしてやりくりをどうするんだろうか。
小川のポジションには獲得して間もなく斉藤大が出てきたし、マーティンのポジションにはワグナーが復調して戻りつつある。チーム状態だけ見たらよいことなのだが、ただでさえガチガチ気味のベンチが未知数の戦力を終盤戦で使いこなせるかは疑問だよ。
前にも似たようなことを書いたがこれで大石や豊田が発奮すればそれはそれでありだと思うし、まあ本気度を示す意味でも取ること自体はよいことかと。
やればできるじゃねーか 7/25 L6×-5Bu
追いついたのも立派だけどあの増井を(回またぎとはいえ)打ち崩すとはね。中村猛打賞っていつ以来だろうね。
ただ今日は打線より中継ぎだな。斉藤大がロングを務め、平井野田ワグナーヒース。このリレーで6イニング無失点とは投手がすごいのかオリックスがしょぼいのか。いずれにせよあっぱれだ。先発が試合を作れなかったから私好みではないが、チームに勢いを与えるという意味も含めると、現時点で後半戦のベストゲームかもしれない。
あのまま負けていれば野田平井ワグナーの無駄遣いになっていたが、ピンチバンター岡田などベンチも冴えていたし執念で勝ちを呼び込んだ感がある。7月は4月以来久々の月間勝ち越しとなった。この勢いでまだまだいこう。
完勝!首位固め! 7/24 L7-1Bu
先発多和田が1失点完投。打線は9番メヒアの采配が当たり、先制弾。森と中村がともに10号ダメ押し弾で華を添えた。
中村が今月復調したのは本当に大きい。けがなく終盤戦まで機能すれば恐怖の6~7番になれるかも。私は15本がノルマと先日書いたがこのペースなら20本もいける。2008年V戦士として栗山とともにチームの盛り上げ役を期待したい。そのために中村ができることはいつだって一つ。
多和田は去年の登板数にもう並んだ。しかも初の2桁。多和田は去年の時点でも既に出来はよく、年間ローテを守れるかという明確な課題があった。つまり多和田の2018年はこれからなのだ。8、9月に疲労や重圧を背負うのは初めてになるが18番の力を存分に見せてもらいたい。
好材料
中継ぎという現代野球において致命的な弱点を持つ西武だが、相変わらず1歩進んで1歩下がる状態である。
ただ打撃は5月に一休みしたがその後は好調。さらに春不調だった中村に復活の兆しが見え、低調な金子侑が二軍落ちで木村、齊藤と交代。二軍にいる若手も山田、金子一、はたまたルーキーの西川、綱島まで好打率と層が厚い。獅子おどしという名前は定着するか微妙だがこのチームの生命線である打線については好材料が揃っている。
ここからの戦いのポイントは
①菊池の状態が安定するか
②高橋光、伊藤が機能できるか
③増田の復活はあるか
④勝ちパターン継投の確立(日替わりでもそれが戦略とよべるものなら可)
⑤疲労がみえるレギュラー野手が休むタイミング
なお以前私が掲げていた榎田中継ぎ案は、菊池や多和田が打たれはじめ、榎田が好調をキープしているため下げさせていただく。増田の復活まで首位で踏ん張ってほしいものだ。