獅子是好日

ファン歴約30余年。埼玉西武ライオンズに関することなどを書きます。

大みそかの格闘技

新年明けましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願いします。

さて年末は野球関係の特番も見たが、先に格闘技、那須川とメイウェザーの感想でも。

結果はメイウェザー圧勝で終わったわけだけど、予想以上に実力差体格差もあったなと。メイウェザーはやはりこちらの想像を遥かに上回る実力者で、那須川はこちらの期待には遥かに及ばなかった。

メイウェザーを引っ張り出して成立させた興行主、はっきりと白黒つけたメイウェザー、最後まで勇敢に戦った那須川、みな評価されるべきではある。試合を見ることができてよかった。

のではあるが那須川がいかに世間に作られたスター、少なくとも現時点では井の中の蛙かということもはっきりした。日本の中の一つの格闘技団体の軽量級で王者といっても、メイウェザーからすればけん玉のチャンピオンと同じくらいにしか見えていなかったのではなかろうか。ただ、那須川が最初にボクシングを選んでいたらチャンピオンになったかもしれないが、メイウェザーと闘うことはなかっただろう。RIZINを選んだからメイウェザー戦は実現したのだ。

世界は広い。数々のチャンピオンに土をつけてきた無敗の絶対王者がどれだけ尊い存在か、那須川は昨日身をもって知ったはずだ。とにかくこれを機にどんどん強い相手と戦って自分の価値をさらに高めてほしい。今度は亀田あたりと戦ったらええよ。